個人事業主のカードローン
個人事業主だとカードローンの審査に通りにくくなる、こんなふうに言われます。
なぜ個人事業主だと審査に通りにくくなるのか、お金を借りるにはどんなことに注意すればいいのかをまとめます。
個人事業主は文字通り個人で事業を行う、いわゆる自営業の人を指します。個人事業主だと審査に通りにくいと言われる最大の理由、それは収入の安定性です。
たとえば一般的なサラリーマンの場合、毎月の収入も一定で、今月だけ給料が少ないとか、来月はいつもより給料が多いとか、そうしたことが原則ありません。
ですが個人事業主の場合、毎月の収入も業績によって大きく変わるためこれが審査の際に影響してきます。
カードローンの審査では主に返済能力の有無をチェックするわけですが、収入が安定しない個人事業主はいつ返済不能になるかわからないと考えられてしまうのです。
実際、いきなり事業が上手くいかなくなり、返済する余裕がなくなるケースも考えられます。
カードローン会社としてリスクはできるだけ避けたいので、どうしても個人事業主への審査は厳しくなってしまいます。結果的に申込をしても審査で落とされるケースが出てきてしまいます。
どうすれば個人事業主でもお金を借りられるのか
ではどうすれば個人事業主でもお金を借りられるのか、そのポイントを見ていきましょう。
個人事業主の場合、開業してからの期間が長いほど評価も高くなります。長期間に渡って事業が上手くいっている証拠で、たとえば何十年も事業をしているなら近い将来に倒産したりする可能性も低いと判断できます。
逆にまだ開業したばかりだと今後どうなるか不透明で、返済能力に関しても疑問符が付いてしまいます。開業したばかりの方の場合、少し申込を待つのも1つの方法でしょう。
また、収入を証明するために確定申告書などが必要になります。これも個人事業主の特徴ですので、収入を証明するための書類は大切に保管し、いつでもカードローン会社に見せられるようにしておきましょう。
カードローンには銀行系と消費者金融系の2つがありますが、一般的に消費者金融系の方が審査に通りやすいと言われています。
個人事業主はどうしても審査が厳しくなりますので、銀行系ではなく消費者金融系を選ぶのもポイントです。
個人事業主は審査に通りにくいと言われますが、絶対に通らないわけではありません。
個人事業主でもカードローンでお金を借りることは可能なので、しっかり準備をしたうえで申込をするようにしましょう。安定した収入があることを証明できればチャンスは生まれます。
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