日本でカレーチェーン店と言えばカレーハウスCoCo壱番屋
通称「ココイチ」
そのココイチの元オーナーである私が、ココイチ時代に年間500店のカレーを食べ歩いていた中で
ここは美味しいと思ったカレー店をオススメしていきます。
今回は東京台東区は上野にある「クラウンエース」です
この「クラウンエース」をあなたにオススメする理由はこちらです
歴史
こちらは創業数十年のお店で、店構えからして年季の入ったレトロな感じが
昭和の雰囲気を醸し出していて
最近ではなかなか見ることが出来ない、昔懐かしい佇まいのお店です
元々は、洋食喫茶室もやっていましたが途中からカレー専門店のみにしたようです
カレーのみの「クラウンエース」自体、以前は水道橋店、飯田橋店などもありましたが
今は上野店と茗荷谷店のみとなってしまいました
非常に寂しい限りですが、時代が時代なのでしょう
こういう風情のある歴史あるお店はいつまでも残って欲しいものです
お店はカウンター15席ほどのみでテーブル席は無く、食券制です
客層も場所柄か、サラリーマンの方や学生などが多いですが
何といっても「クラウンエース」の魅力は
牛丼の吉野家ではないですが
「早い、安い、うまい!」
の3拍子が揃っているからです
神田にある有名店「まんてん」とタイプは同じ部類です
メニュー
メニューは
- チキンカレー 400円
- ポークカレー 400円
- ビーフカレー 450円
- カツカレー 500円
- 大盛り 100円
をメインに
- ハンバーグカレー 500円
- から揚げカレー 500円
- 鳥ささ身カレー 480円
やトッピングで
- 生卵 50円
- チーズ 100円
- フランクフルト 100円
などといった、どれもが低価格
しかも注文から提供までが早い
ホールと厨房の連携が素晴らしく、ココイチにも負けないくらいのキビキビした働きっぷりです
カレーの味の方は、元喫茶洋食屋らしくデミグラスソースがベースのようであり
ハヤシライスのような味付けで
インドカレーではなく欧風カレーのようなトロミがあり
優しい辛さのコクと甘みがある
昔懐かしい心なしか落ち着く味です
BGMも1980年代90年代の音楽が流れており
まさに昭和の香り漂う、昭和の時代にタイムスリップしたようなお店です
1番人気はカツカレー 500円
ほとんどの人がこれを注文します
これにカツのクオリティを求める人は他のカレー屋に行ってください
この提供時間の早さで
美味しいカレーにカツがトッピングされ
この値段で
食べることが出来ることに、価値を見出せない人は食について語る資格はありません
時間のない忙しいサラリーマンやお金をあまりもっていない学生達にとって
こんなにもありがたいカレー店は他にないでしょう
カレーにもピンからキリまで色々なお店がありますが
値段の高いお店は、価格が高ければ良い食材を使えますから美味しいのは当たりまえです
「クラウンエース」は何か特別に突出して美味しいというわけではありませんが
「早い、うまい、安い」の3拍子そろったB級グルメの中では
王様といっても過言ではないと思います
チキンカレー400円でも
チキンはゴッテリ!
こちらは鳥ささ身カレー 480円
480円でこれですよ!
驚くしかありません
こちらはハンバーグカレーにフランクフルトをトッピング
フランクフルトは思いのほか長い!
こちら定番カツカレーに
チーズと生卵をトッピング!
まるで吉野家の牛丼に
卵と味噌汁を追加で注文してしまった贅沢感と
全く同じ感覚です
まとめ
古き良き時代を感じさせてくれる「クラウンエース」
数店舗あったお店も閉店により残り2店舗となってしまいました
今の時代には貴重なお店ですので
是非ともこの先も、長期に渡ってお店を運営してもらいたいですね
上野に立ち寄った際は、ぜひとも「クラウンエース」さんに寄って古き良き時代を体験してくださいね
住所
〒110-0005 東京都台東区 上野6-12-11
営業時間 10:30~21:25(L.O)
定休日 不定休
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