初めて親になる人へ 子育てで気を付けたい5つのポイント

子どもは十人十色

育児書通りに育つ子はいません。育児書はあくまで一つの目安であって、みんなが同じように育つわけではないということを、まずは心に留めておきましょう。睡眠時間も、寝返りをする時期も、歩く時期も、言葉の発達も、みんなそれぞれに違います。周りの子を見て、「うちの子はまだできない」と過剰に心配する必要はありません。子どもはその子のペースで日々成長しています。1か月前に出来なかったことがいつの間にか出来るようになっている、昨日出来なかったことが今日出来た、小さな成長の積み重ねを共に喜びましょう。

子どもの「その子らしさ」を育てよう

人は皆それぞれ性格が違います。子どもも同じです。ものおじしない子、何事にも慎重な子、おとなしい子、元気な子。親はついつい「こんな子に育って欲しい」と自分の期待を込めがちです。そして欲張りなもので、我が子の性格と逆の事を求めます。「うちの子はいつも暴れまわっている。もっと集中して物事に取り組んでくれないかしら」「他の子に比べて何でも行動が遅い。もっとテキパキして欲しいわ」と、こんな声が聞こえます。
今の子どもを否定するのではなく、もっと子どもを信頼してあげましょう。お母さんが「のろま」だと子どもを批判するのではなく、「何事にも丁寧な子」と肯定してあげましょう。子どもは親の気持ちを敏感に察します。親が自分のことを信頼してくれていると感じれば、どんどん子どもの可能性は伸びるでしょう。

好奇心の芽を伸ばそう

興味や関心のあることも違います。外遊びが好きな子、お絵かきが好きな子、本を読むことが好きな子、昆虫が好きな子。当たり前のことですがいろんな子どもがいます。子どもが何か夢中になっているものがあれば、もっと深く探求できるように環境を整えてやりましょう。
親は子どもに色々な経験をさせてやることは可能ですが、そこから先は子どもの自主性にまかせるしかないのです。嫌々やったことは結局何も身につきません。子ども自身が「もっとやりたい、もっと知りたい、もっと上手くなりたい」と思ったことを後ろからそっとサポートしてやれば、その子の能力はぐんぐん育ちます。。

子どもの欲求を満たしてやる

子どもの欲求を何でも満たしてあげると、わがままな子になるのではないかと心配になってしまいます。「甘え」と「甘やかし」は違います。例えば、保育園や幼稚園の帰り道、いつもは歩いて帰るのに、今日は「抱っこ」とせがまれる。いつも出来ているのに今日は出来ない、そこには何か子どもなりの理由が必ずあります。保育園や幼稚園で何か嫌な事があった、お母さんをふと思い出して寂しくなった。大人にとっては些細な事でも、子どもにとっては重大な事であったりします。お母さんの温もりが欲しいと甘えてきているのです。そんな時は十分に甘えさせてやっていいのです。「がんばったね」とギュっとしてあげてください。おんぶや抱っこをせがまれ、その度にしてやって、歩けない子になったなんてことは聞いたことがありません。
逆に、何でも先回りして親が手出し口出しするのは、子どもにとってよくありません。勿論、命に関わる危険なことは先回りしないといけませんが、それ以外は見守っていればいいのです。そして、先ほどのように子どもの心がくじけたとき、助けを求めたときに支えになり、心を満たしてあげましょう。

無条件の愛情を

子どものありのままを受け止めて、無条件の愛情を注いでやってください。親は子どもに対して「こうなって欲しい」「ああでなくては嫌だ」と自分の期待をこめがちです。それは、今の子どもを否定していることになります。子どもは、その子のそのままを受け止めてあげれば子どもは自ら進んでいきます。子どもは一人では生きていけないことを、本能的に知っています。だからこそ、愛されている安心感、どんなことがあっても捨てられることはない、という確信が必要なのです。無条件で自分を受け入れてくれる人がいる、泣きたいときはギュッと抱きしめてくれる人がいる、後ろからポンと背中を押して見守ってくれるひとがいる、そんな安心感が子どもの心を安定させ、自ら育っていくのです。「こんな子になって欲しい」よりも「この子はどんな子になるのかしら」と楽しみながら成長を見守っていけるといいですね。

最後に
実際の子育ては、ご紹介したようには上手くはいかないものです。わかっていても、期待をかけすぎていたり、ガミガミ怒鳴っていたり。毎日反省の連続でしょう。それもきっと、子どもの幸せを一番に考えて、本気で子どもと向き合っているからこそのことです。子育てに迷ったとき、このポイントを思い出してみてください。何かヒントになるかも知れません。

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