早期教育は必要?子どもに習い事をさせるときのポイント

子どもはすさまじい勢いで、色々な事を吸収し、成長していきます。特に0歳から3歳の時期は、昨日出来なかったことが今日出来ていたり、言葉がどんどん増えていったり、一番近くで成長を見守る親は驚きの連続でしょう。同時に「もっと色々なことを経験させたい、知識を与えたい」と思うのは自然な事かも知れません。そこに「早期教育」や「習い事」という選択肢が浮かび上がってきます。そこで「早期教育」や「習い事」をさせるときに知っておいたほうがよいこと、注意点などをご紹介します。
そもそも早期教育って?

適切な刺激を受けながら、たくさんの経験を積み重ねて、赤ちゃんの大脳はどんどん発達していきます。生まれたときは400gくらいだった脳の重さは、2~3歳くらいまでには1200~1300gになると言われています。大人の大脳の重さは1400~1500gですから、その急激な成長ぶりには目をみはるものがあります。
「早期教育」は脳が柔軟なうちに子どもの知的好奇心を刺激し、高い吸収能力や順応能力を持つ幼い間に、教育を開始することで脳の活性化を高めれば、「優秀な人間に育つ」という理念に基づいています。始めるのが早ければ早いほど才能開発の可能性が高いとされています。
「早期教育」には胎児のときから始める「超早期教育」から、就学前までに読み、書き、計算、外国語など早い段階で習得させる「幼児教育」など、様々な乳幼児向けの教育があります。

早期教育は効果的?

早くから刺激を与えれば、早く上達するかも知れません。そこから才能が開花し、人よりも優れた何かを手に入れることが出来るかも知れません。それは悪いことではありませんが、早くから上達したからといって、生涯にわたって人より伸びるというわけではありません。たいていの場合、たどり着くところに大差はないのです。早くから字が読め、掛け算や割り算が出来ても、日本で義務教育を受けていれば習得できることなのです。子どもの頃、神童と呼ばれていた子が大人になって全く普通の大人になっていた、という話はよくあります。
では、最近身近になってきた英語教育はどうでしょうか?これも、同じことが言えます。例えば、親の仕事の都合で幼児期を英語圏で過ごし、日常的に英語を使っていた子が、日本に戻り英語を使わなくなれば話すことが出来なくなってしまいます。高校生、大学生になってからでも、自ら英語を習得したいと思い、英語圏の国で数か月努力して生活すれば話せるようになります。「英語を習得したい」という自分の意思が働きますから、帰国してからも勉強を続け、英語を身につけることが出来るでしょう。

子どもに習い事をさせるとき

まずは、子どもが「やりたい」「楽しい」と思うことが一番です。子どもは非常に敏感です。大好きなお母さんが「やって欲しい」と思っているのを感じれば、期待に応えようと「やりたい」と言う子もいます。本当に興味があるかどうかを見極める必要があります。また、何でも「やりたい!」と好奇心旺盛な子どももいます。そんな子にはまずは日常生活の中でいろいろ体験させてみましょう。その中で何か長く続き「もっと上手くなりたい」と思ったときに習い事を始めればよいのです。
子どもがまだ小さいときから、何かどうしても経験させたいものがあるときは、よい先生を見つけましょう。習い事が「楽しい、面白い」まずはそんな気持ちに向かわせてくれる先生に出会うことが大切です。
気を付けたいことは過剰な期待をしないことです。成果に一喜一憂しないことです。親は子どもの取り組む姿を見守っていれば充分です。親の期待にこたえようと子どもは親のために頑張ってしまいます。親を喜ばせればいい子、出来なければダメな子、そんなふうに思ってしまいます。

成長著しい乳幼児期に本当に大切なこと

この時期は、子どもの興味や関心を上手に伸ばしてやることが大切です。自主性を損なわないように、そっと後ろからサポートし、見守ってやることです。そうやって大きくなった子どもは、学校教育を受ける時期になったときに、自ら学び、考える、意欲的な子に育ちます。十分な愛情を注がれながら、心と体のバランスがとれた成長をすることが、将来子どもが勉強したり、運動したりするときの大事なベースとなるのです。
大切なのは、子どもの「やりたい」という意欲です。特に興味のないことを大人から一方的に与えられるだけでは、物事に対しての深い理解にまでは到達しません。それどころか、言われたことしか出来ない指示を待つだけの人間になってしまいます。
近い将来、人間の仕事の多くがコンピューターにとってかわると言われています。これからは人間にしかで出来ない、想像力や発想力のある人が重宝される時代になります。それを踏まえた上で、子どもの成長に本当に必要な事を考えられるといいですね。

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