完璧な必要はない!アメリカの子育てから学ぶこと

日本だけでなく、アジア各国やヨーロッパの先進国では出生率の低下が大きな問題となっています。一方で、アメリカは未だに高い出生率を維持しています。
アメリカは人口が多いうえに出生率も高いため、必然的に生まれてくる子供の数が多くなり、子育てのノウハウも蓄積されていくのです。そのノウハウは日本の常識とは異なったものもあり、日々の子育てに悩む人が学べることも少なくありません。

 
まずは子供の叱り方です。日本では子供が悪いことをしたときは手を叩いたりお尻を叩くといった行動を取ってしまいがちです。しかし、その叱り方は子供に対して親が暴力を振るうことになり、子供は他人が悪いことをしたときにはその人を叩いてもいいという誤った認識を持ってしまう可能性があるのです。

 

また、子供を叩くことは親も罪悪感を感じてしまうはずです。アメリカでは、子供を叱る際に暴力を振るうことはまずありません。

 

そこで、「タイムアウト」という叱り方をします。これは、3分や5分といった短時間だけ決められた場所に子供を座らせて、自分の行動を省みさせる方法です。時間は子供の年齢を分数にした程度が一般的で、3歳なら3分、5歳なら5分程度が目安です。そして、双方ともに気持ちが落ち着いてから冷静に諭すのです。

 
また、親として子供は完璧であって欲しいと願うのは当然のことです。しかし、子育ての段階で完璧であることを強要することは望ましいことではありません。例えば、子供が部屋の壁紙に落書きをしてしまったときにどういった対応をするべきなのでしょうか。

 

日本では部屋を汚したことを叱り、場合によっては子供に落書きを落とさせるはずです。落書きはいけないことであり、また来客があったときに恥ずかしい思いをするといった考えによるものです。

 

アメリカではこういった場合、真っ先に叱ることはしません。まずはタイムアウトを取って気持ちを落ち着かせ、なぜ落書きをしたのかを問い、「絵は紙に描く」ということを教えるのです。そして、壁の落書きを消すことはしません。その落書きは子供が創造力を発揮した作品であり、子供の創作力を否定することになってしまうからです。

 

来客があっても、「子供の作品」を隠すことはしません。
子育ては親の思い通りには行かないことです

 

。日本とアメリカの子育て方法は異なる点がありますが、その違いは受容力の差だと言えます。子供に完璧を求めるのではなく、行動を受け入れるという考え方はアメリカの子育てから学べることの一つなのです。

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