知っておくべきADHDの子供の特徴

ADHDという発達障害がようやく日本国内でも認知され始めています。
最近では芸能人の方がADHDをテレビ番組でカミングアウトした事もあり、一昔前までにあった障害を告白出来ない冷たい世間のムードがだいぶ無くなってきました。

ただし、保護者や教育者は障害を抱える子供たちの特徴を理解しなければいけません。
ADHDの子供は、その特徴から不真面目な生徒だという評価を受けやすい点があります。
更には障害自体を理解していない教育者や身近な大人から不良な子供、あるいは親の育て方が悪い、妊娠期の過ごし方が悪いなどのバッシングを受ける事がありますが、これらは全て根拠のない意見です。

ADHDの子供たちの特徴は主に3つあります。
まず一つ目に多動性が多くの場合、見られます。
多動性とは要するに、体を静かに止めておく事が出来ない症状です。
幼稚園や小学生になりますと、授業の間は椅子に座らなければいけません。
しかし、発達障害を抱える生徒は授業中、立ち歩いてしまったり、椅子に座っていものの、手足をバタバタと忙しく動かしている等の症状が現れます。

2つめの特徴として挙げられるのが、行動の衝動性です。
思いついた事を、本当に瞬間的に行動に移してしまう性質があり、一般的な子供たちより怪我や事故の危険が高い側面があります。
面白そうな物を見つけたら、危険性を考える暇もなく、子供がそれを触ってしまう、
衝動的に行動するため、交通事故に遭遇しやすい等のリスクが見られます。

また衝動性は友達のコミュニケーション時にも現れます。
悪口や嫌がらせを受けた場合、いわゆる普通の子供であれば、一旦落ち着いてからリアクションに移りますが、ADHDの子供たちは自制する脳機能が弱く、そのまま感情に任せて他の児童を拳で反撃してしまったり、あるいは脳に浮かんだ悪口をそのまま言ってしまうなどの衝動性が出ます。

3つの特徴として存在するのが、注意力の問題です。
ADHDの男女は注意力や集中力が健常者より低い事が認められており、その性質は幼少期から変わりません。
注意力が常に散漫であり、幼稚園の先生の指示を聞いていなかったり、
黒板に書かれた文字を正しく理解出来ない等、理解力が一般人より低い特徴があります。

また友達同士の会話の際も、上の空状態になりやすく、いじめの標的にされてしまう危険性が高いです。
そして学習時も集中力が上がりにくいため、幼少期からADHD由来の学習障害を併発する児童も多く、親や保護者が別途、特別な教育を施さなければ早期に落ちこぼれ状態になる懸念があります。

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