タイヤの空気圧等の情報の確認方法
タイヤの空気量の適性値はそれぞれの車により変わってきます。適正な空気圧はメーカーごとに決められており「車両指定空気圧」と呼ばれています。
自分の車のタイヤの空気圧はどのくらいあれば適性値であるかの確認方法ですが、車の取扱説明書や運転席のドアに貼られているシールに記載があります。
多くは、運転席ドア開口部の下部分にラベルが貼られています。
タイヤは、適正な空気圧を保つことで乗り心地の良さや走行性能を発揮できます。
すり減ったタイヤの車を運転していると思わぬ事故につながる危険性もあります。
月に1回は、ガソリンスタンドに立ち寄った際などに点検することが大切です。
また、空気圧の点検だけでなくタイヤのローテーションでもタイヤの偏ったすり減りによるタイヤ異常摩耗を防ぐことができます。
タイヤ表示の見方
タイヤのサイドウォール(タイヤの接地面よりも外側の部分)にはタイヤのサイズ、偏平率(タイヤの断面幅に対する断面の高さの比率)、速度記号(既定の条件下でタイヤが走行できる最高速度)、ロードインデックス(タイヤ1本で支えることができる最大負荷能力の指数)、製造年週などの情報が記されています。
また、サイズ記号の先頭に「P」があるサイズはTRA(北米タイヤ規)であり、乗用車を表しています。「LT」の表示がある場合は、TRA(北米タイヤ規格)で小型トラック用タイヤの意味を表しています。
これらの表示を正しく理解しておくことが安全なドライブにつながります。
タイヤの価格・相場
タイヤの価格は、タイヤのメーカーやタイヤの種類、タイヤのサイズによって基本的に異なってきます。タイヤの幅やサイズが大きくなると価格は高くなり、偏平率(タイヤの断面幅に対する断面の高さの比率)が低くなると価格は安くなる傾向にあります。
よって、1本2000円台のものから20万円を超える価格のものまであります。ネットで売れ筋のタイヤを見ると、安い2000円台のタイヤが売れていて、10,000円~12,000円台のタイヤもよく売れています。安いからと言って走行に問題があるわけではありません。
安く交換をしたいのであれば10,000円以内で交換をすることも可能です。ある程度のタイヤサイズがある車の場合は、そこまで高価なタイヤを選ばなければ4本で40,000円~50,000円での購入が可能です。
オートバックス等量販店でタイヤを買うメリットやデメリットとは
オートバックスなどの量販店でタイヤの購入をする場合のメリットは、幅広いタイヤメーカーと提携しているため、タイヤの種類や品揃えが豊富なことです。
スタッドレスタイヤに交換する場合などは、従来付けていたタイヤの保管が必要となってきます。オートバックスなどの量販店では、タイヤの保管サービスがあるお店があります。保管場所がない場合や取り外したタイヤの持ち運びの負担がありません。
一方、デメリットは、担当者によって知識や技術にばらつきがある点です。車は安全が第一ですので、きちんとした整備士の資格を持っているかどうかの確認が必要です。
ガソリンスタンドでタイヤを買うメリットやデメリットとは
ガソリンスタンドでタイヤを交換する最大のメリットは、身近な存在であるということです。特定のメーカーのタイヤなどは安く販売している場合もあります。
ガソリンスタンドには整備士の資格を持った店員がいることも多いので安心です。また、ガソリンスタンドでは、タイヤの持ち込みをしても取り付けをしてくれるところがほとんどです。
持ち込み料は多少かかりますが、ネットなどで安く購入したタイヤを取り付けてもらえば、ディーラーや量販店で交換を行うより安く済む場合もあります。
また、ディーラーなどに交換を頼むとなると時期によっては予約が混雑しており交換時間がかかる場合もありますが、ガソリンスタンドは比較的空いている場合が多く交換時間もかかりません。
デメリットは、タイヤの専門店ではないためキャンペーンなどの販売活動していない限り過度な値引きは期待できない点です。また、在庫の種類が少ないため選択の幅がない事はデメリットといえます。
通販でタイヤを買うメリットやデメリットとは
通販でタイヤを購入する際の最大のメリットとは、価格が安いことです。韓国や台湾、中国などのアジアンタイヤはとにかく価格が安いことが魅力です。
国内メーカーのタイヤには品質は劣りますが、韓国のハンコックというブランドはダイハツや三菱自動車などにも採用されている日本向けに開発されたタイヤを取り扱っていますので、安くても品質の高いタイヤもあります。
また、通販での購入は、じっくりと豊富な種類から選ぶことができることです。タイヤの知識がある程度あり、欲しいタイヤの種類が決まっている人は通販での購入がおすすめです。
デメリットは、実際に手元に届くまで実物を確認することができないことです。どのような保管状態にあったのかも見るまでは確認することができません。
また、タイヤの知識が無いとサイズを間違えたりする可能性もあります。
また、通販で購入したタイヤの持ち込みをした際に、取り付け工賃が割高になってしまう場合もあるので、通販で購入する場合は持ち込みはできるか、工賃はいくらかかるかを含めたトータル金額で判断することが大切です。
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