新車を購入するメリットとは
軽自動車の新車を手に入れる方法として購入を選ぶメリットとしてまず挙げられるのが、手配するときに車種の選択肢が無限にあることです。
カーリースの場合にはリース会社が扱っている車種のみに限られてしまうものの、購入の場合にはそのときに流通している全ての車種を選べます。軽自動車はリースされている車種が少ないことが多いので大きなメリットになる点です。
軽自動車の価格もピンからキリまであるため、予算に応じて適切な車種を選べます。
その際に自由に交渉を行えるのも特徴であり、価格を引き下げて安く手に入れることも、価格を維持したまま必要なオプションを付けてもらうこともできるでしょう。
また、購入して一括で払ってしまえばリース料などを払い続ける必要はありません。継続的な出費がなくて済むのも購入する魅力です。
ローンを利用した場合でも完済してしまえばその時点で毎月の支払いはなくなります。支払いをした結果として車が資産として手に入るのも重要な点であり、現金が必要になったときには売却することが可能です。
一方、使用しているときにはカスタマイズするのも自由であり、好みに応じてパーツを交換するなどの手を加えたい人にとっては購入する必要があります。リースの場合には原則としてカスタマイズはできず、手を加えたら元通りにして返さなければならないので注意しなければなりません。
新車を購入するデメリットとは
新車を導入するデメリットは初期費用が高くなることです。
全額を一括払いすると大きな出費になり、ローンを組む場合にも頭金はリース料を大きく超えることになります。
ローンを組む場合にはどの自動車ローンを使うかを比較吟味しなければなりません。金利についてよく学び、どれが最も安くできるかを考えてローンを申し込まなければならない大変さがあるのも新車を購入するデメリットです。
また、リースとは違って車のメンテナンスとは自分で行わなければなりません。
新車を購入すると最初の一年から三年程度は無料保証をしていて、不具合が生じたときには無料で修理をしてもらえるのが一般的です。
しかし、それを過ぎてからは自己責任でメンテナンスをしなければならず、場合によっては高額な部品を交換しなければならなくなることもあります。
それを見越した資金の用意をしておかなければならないのも新車を購入したときのデメリットです。
メンテナンスと同様に法的な責務を果たすために車検も行わなければなりません。ディーラー車検を行うや、安い車検専門店を選ぶかも自分で判断することになるため、費用を抑えるためには苦労があるのは確かです。
新車のカーリースを利用するメリットとは
新車をカーリースによって手に入れると車の維持や管理に関するほとんどをリース会社に任せられるのがメリットです。
税金を納めたり車検を通したりするのはリース会社任せにできるので自分から何か行動を起こすとも、費用をかけることも不要になります。
自賠責保険については加入する必要がありますが、特に自分が手間をかけて手続きをしなければならないことはありません。
通常は月額制で定められているリース料に税金や車検費用が含まれていて、メンテナンス費用についても分割して一律で毎月上乗せする形になっています。
そのため、カーリースの場合には支出が毎月一定になるのが魅力であり、変動するのはガソリン代程度になるのが特徴です。
また、リース契約をしていると耐用年数が切れたときにはまた新車を入れてもらうことができます。契約を続けているだけで定期的に新車を手に入れて快適に乗れる車を用意しておけるのがメリットです。
カーリースにより生じるデメリットとは
カーリースを選んだときに生じるデメリットとして代表的なのが所有権がないことです。
あくまで借りている立場になるのでどれだけ長く契約してリース料を払っていても車が自分の所有物になることはありません。
資産として獲得できないので、いざというときに現金にすることはできないのです。それどころかお金に困ったときにもすぐに契約を破棄できず、契約解除料や違約金などを払わなければならなくなります。
それに加えて、大きな事故を起こしてしまったときには突然に大きな出費が生じるリスクがあるのも特徴です。
軽微な損傷についてはメンテナンスの範囲内に入れてもらえますが、対物事故などで大きく損傷してしまったときにはその後の耐用年数までのリース料を全て支払わなければならなくなるのが通例となっています。
また、カーリースでは種類が限られるとはいえ最初に車種を選べるのは確かです。しかし、契約を継続していったときにいつも同じ車種をリースしてもらえるわけではありません。
軽自動車で契約していると次に手配されるのも軽自動車というのが原則ですが、その仕様については保証されているわけではないのです。
この車種なら軽自動車で良いと考えてリース契約をしたものの、耐用年数が過ぎて次に手配された車種が要求を満たしていないものになってしまうこともあります。
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