自動車保険を申し込む際に必ず覚えておきたい用語

契約者とは

契約者は、主に保険会社に保険契約の申し込みをする人をいいます。

保険契約が成立すると、保険契約上の権利を有して、保険料の支払い義務を負うことになり、告知義務や通知義務を有するようになります。

 

 

被保険者とは

被保険者は、被保険自動車を主に運転する人を中心とした、保険の補償を受けることが出来る人のことをいいます。

保険の対象となる人すべてを指し、家族などの一部の人が含まれることも多いです。

 

 

記名被保険者とは

記名被保険者は、被保険者の中でも保険契約の対象となる車両を主に運転する中心的な人のことです。

また、保険証券や継続証などの被保険者欄に記載されている人を指します。

 

 

許諾被保険者とは

許諾被保険者は、自動車保険において第三者が記名被保険者の承諾を得て被保険自動車を使用、または管理している人を指します。

この承諾は、記名被保険者から直接受ける必要があります。

しかし、記名被保険者が明瞭な反対をしなかった場合も直接承諾があったものとみなされます。

 

 

保険料とは

保険料は、自動車保険を契約している契約者が、被保険者の損害を補償するための対価として、保険会社に支払っている金銭のことをいいます。

また、保険料は掛け金と同じ意味を持ちます。

 

 

保険金とは

保険金は、交通事故などの保険事故によって、被保険者に損害や給付する事由が生じたときに、保険の契約に基づいて保険会社が被保険者に支払う事ができる金銭のことをいいます。

 

 

賠償金とは

賠償金は、交通事故などで第三者に損害を与えてしまった場合に、それを賠償するためのお金をいいます。

損害を与えた加害者が、損害を受けた被害者に支払う事が一般的とされています。

 

 

保険金額とは

保険金額は、保険契約を締結するにあたって、設定する契約金額のことをいいます。

また、保険事故が発生した場合に保険会社が支払う事ができる限度額を指し、その金額においては、保険証券や継続証に記載をされています。

 

 

保険価額とは

保険価額は、保険事故によって、被保険者が被る恐れのある経済的な利益を金銭に評価した額を指します。

また、保険事故が発生した場合に、保険の対象について、被保険者が被る可能性のある損害についての最高見積額のことをいいます。

 

 

保険料率とは

保険料率は、保険料を算出する際などに用いることが多く、保険会社が支払う保険金額に対して、保険契約者が支払う保険料が占める割合のことをいいます。

一般的に保険の単価と解釈されます。

 

 

加害者とは

加害者は、交通事故の場面においては、第三者にけがをさせた側の人を指しますが、一般的には運転をしていた人となります。

たとえ、被害者よりも過失が少なかった場合でも、けがの具合などにより加害者という言葉を用いられるケースもあります。

 

 

被害者とは

被害者は、第三者の行為や過失などによって精神的、肉体的問わず被害を受けた人を指します。

また、民事上は損害賠償の請求をすることができ、刑事訴訟法上は告訴をすることができます。

 

 

自動車保険においての担保とは

自動車保険においての担保は、保険金を支払うということを指します。

自動車保険においては年齢による担保があり、一般的に年齢が若い人ほど事故を起こす確率が高いので自動車保険が高くなります。

多くの保険会社では、年齢による担保を設定することで、保険料を安くすることができます。

 

 

自動車保険においての不担保とは

自動車保険においての不担保は、保険料が支払われないことを指します。

年齢による不担保があり、例えば25歳未満不担保であれば、25歳未満で被自動車を運転をした人は補償対象外となり事故を起こしても保険料が支払われません。

 

 

免責金額とは

免責金額は、交通事故などの保険事故が起きた際、保険会社が保険金を支払う場合にその損害額に対する補償のうちで、補償を受けることが出来る人が、自己負担をしなければならない金額を指します。

 

 

自動車保険においての全損とは

自動車保険においての全損は、被自動車が、事故などによって修復不可能なまでに損害を受けてしまった場合を指します。

また、盗難にあって被自動車が発見できない場合や、被自動車の修理費が保険価額以上になってしまった場合などにも用いられます。

 

 

ノンフリート等級とは

ノンフリート等級は、被保険者の事故歴に応じた保険料の割引、または割増を適用する制度を指します。

ノンフリート等級は、1等級から20等級に区分されており、初めて契約をする場合は、一般的に6級から開始します。

 

 

ノーカウント事故とは

ノーカウント事故は、たとえ保険を使ったとしても等級などに影響を受けない事故の事を指します。

一般的に事故で保険を使用すると、3等級ダウンをしますが、事故の内容によっては、1等級しか下がらなかったり、全く下がらない場合があります。

 

 

カウント事故とは

カウント事故は、事故が発生してから、翌年のノンフリート等級が3等級になる事故のことをいいます。

一般的に、事故にあって保険を使用したら等級が下がり、保険料に影響があります。

 

 

通知義務とは

通知義務は、保険契約者や被保険者が、保険の契約をした後に、その内容等に変更が生じた場合に、保険会社に対してその事実を報告しなければならないということを意味します。

 

 

告知義務とは

告知義務は、保険契約を締結する際に、保険契約者や被保険者が保険会社に対して、重要事実を告げなかったり、不利となるような事実を故意的に告げずに隠したりしてはいけないという義務のことをいいます。

 

 

自動車保険においての付帯とは

自動車保険においての付帯とは、保険による損害補償の他に、関連したサービスを指します。

例えば、自動車の事故や故障のトラブルにおいてサポートをしてくれるロードサービスなどがあります。

 

 

自動車保険においての特約とは

自動車保険においての特約とは、ベースとなる保険に、少しの保険料をプラスする事で追加の補償やサービスを受けることができる事をいいます。

また、契約内容を限定したりすることも出来ます。

 

 

自動車保険においての約款とは

自動車保険においてよく出てくる用語のひとつである約款とは、保険契約者と保険や保険会社が結ぶ契約内容を定めたもので、保険料の支払いや告知、通知の義務がまたは、保険会社が保険金を支払う場合の条件などを記載したものをいいます。

 
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